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交互操作 [スキー指導法]

交互操作とは、よんで字の如し、です。

左右の運動を交互に行うことで、歩く事、走ること、通常の基本的な動く要素ですが、スキーにおいても通常の感覚を用いる事で、より分かりやすく説明がつく問題が多くあります。

 

手と足の関係がそれであります、歩く時、左手を上げれば左足が後ろ、右手を上げれば右足が後ろといった具合に、手と足は、お互い反作用しています。

 

これが基本の動きですが、少し分かりづらい面もあり、左外足に対し次の動きは左ストックを付く事でタイミングを計っていますが、実は右手は、ターンの先導の要素を持ち、バランスを保つ役割があるのです。

 

文字だけで表現するのは中々難しいのですが、全体のイメージがとても大事で、部分的に理解する事のないようにするべきだと思います。

 

上級者への説明を行うとき、よく比率で説明する、指導員がいます。

例えば、外スキーを左外足とする場合、左足に10対0の割合で、とかですね、これも有効でしょう。

 

また内スキーをリフトして見て下さい、などといった表現を使います。これらは、回転外側のスキーに体重を掛けるという事の説明でありますが、ここにもっと上体の使い方のアドバイスが必要であるように思えます。

 

この交互操作で代表的なものに、SIAではウムシュタイク系、SAJではステップ系ですね。


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