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約束事 [スキー指導法]

前述では、部分練習、トレーン、フリー滑走と言った練習方法が有る事に付いて触れました。
指導員であれば、当然毎日使うもので大概の指導員は理解していると、承知していますが、現場を見ると、どこまでが理解されているか、疑問に感じることがあります。

部分練習では、練習のバリエーションと言うものが有りますが、生徒の不得手を見い出して克服させるためにどんなバリエーションを使用するかを選択し、フィードバックを繰り返すのが基本です。

人によって動きの性質が違う場合が有りますので、ただただマニュアルに忠実ではいけません。あくまでも、生徒の持つ資質を見極め、バリエーションを選ばなければ意味がないと言う事です。

その為には、マニュアルからより進展させたバリエーションを持たなければ成らないし、幅も広げなければいけないと思います。

次にトレーンですが、これが簡単なようで中々難しいのです。トレーンは指導員の後に生徒が滑るという方法ですが「さあ、いくよ~」というだけでやるものではないのです。

まず、約束事をちゃんと決めることが大事です、たとえば、滑走ラインを外さないということ、離れないと言う事(指導員トレーニングでは、前の人のテールに当たる位と目安を決められた)などが上げられます。この方法は上達段階を更に引き上げる時に、極めて有効な手段です。

注意点は生徒のレベルを見極め、限界速度知っておく事。初めての斜面に入る場合、コース取りを工夫する、限界速度を設定し、フィードバックを繰り返しながら速度に慣れさせる。

この辺りの時点から、目的をはっきりさせた方が良いと思います。SAJでは、検定に順次、講習を行いますのでその必要もないかと思いますが、その場合なら、なおさら基準となるターンに慣れることが必要になります、勿論スピードも必要とされます。


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コメント 4

こんにちは。お初です。
nice有難う御座いました。
by (2007-07-25 12:04) 

やっほう

こんにちわ、やっほうと申します。
ご訪問&niceありがとうございました。
スキーはしばらくやってないのできっとヘタッピになってるだろうな~・・・。
普段は聞けないようなお話、興味深く読ませていただきました。
また遊びに来ます~。
by やっほう (2007-07-25 12:33) 

nicolas

ご訪問ありがとうございましたー
by nicolas (2007-07-25 12:37) 

to-mo-y

ご訪問、ありがとうございました!!
スキーはこの冬久々にやりましたが・・・もっと練習しないとだめですね~
by to-mo-y (2007-07-26 01:11) 

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