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高速ターン [スキー指導法]

高速で滑るということは、恐怖感もあるので上達には個人差がありますが、そこは置いといて説明します、

高速ターンでのポイントは、スキーの滑っている速度と、体が移動している速度とが一体となることだと思います、

イメージとしては体全体がスキーより先に動くイメージかな。

例題になるかどうか、クニック(急に斜度の変化した斜面)で体の遅れる人には体を先に前に倒してみると瞬間ですがつかめるかもしれません。

スピードトレーニングには、二つの方法があると思います。

一つには安心の出来る斜面で徐々にスピードを上げる、これは慣らすということです、

もう一つは突き抜ける、少し危険でもありますが、元来スキーは正位置にのり、整地バーンでの直滑降であれば転ぶことはありません、

そこに動作が加わればスキーが反応し転倒するということです、
ここもメンタルの重要性がいえるところです。

いずれにしても、限界のスピード感覚を引き上げなければなりません。

そこからバリエーションで紹介した練習方法を取り入れ工夫するということです。


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バリエーション6 [スキー指導法]

ワイドスタンス

比較的単純なトレーニング方法ですが、かなり成果は上がります。

肩幅より並行に広げたスタンスで練習するというものですが、外スキーに対して、どれほどの内傾と外傾が必要かが理解できます

外スキーへの踏み込み圧がなくなったときは倒れこみすぎというわけです。

肩幅より開くということは以外に難しいようですね
自分では開いているようでも、開きが足りない例が多く見られます、注意点としては、滑走中スタンスの幅を維持しなければなりません

幅が変わるということは、何かの無駄な動作が加わっているということだと思います。

特に現在のカービングスキーには最適の練習方法ですので試してみてください。


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バリエーション5 [スキー指導法]

ここまで来ると、上級を意識した斜面設定となります。

技術に応じた対応は勿論ですねっ。

危険を伴う状態になりますので、あせらないことだと思います。

直滑降から踏み出す、これは直滑降で歩くそんな動作と取ってくださっても良いかと、

交互に踏み出していくため通常の直滑降よりは、スピードを伴います。

まず、体の遅れる人は捻りが加わりますので、真直ぐにはいけません、ここで重要なのは上体も前へ移動するということです。

目的はターンする際、後傾になりがちな人にスピードと上体の移動感覚を身につけさせることです。

これが身につくとより高速に強くなります。

フォールラインへの横滑り、つまり縦へ横滑りさせるわけです。

これはポジションがつぶれて後傾になっている人、曲げ加重の理解できない人、上体の先行の分からない人に有効です。

前述のものと似通った目的もありますので、状況に応じて使い分けると良いと思います。


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バリエーション4 [スキー指導法]

ここからはターンを意識したバリエーションになります

使用方法は状況に応じて行いますのでランダムに取り上げることにします

まずプルーク系、外足の細かい踏みけり、外足だけでのプルークターン
チェックは基本のプルークのスタンスを壊さないこと、エッジへのダイレクトにウエートが伝わるか、速度のにあった内径角度を維持できるか、少し高度になるとスピードとサイドカーブを意識させることです

基本的なところが安定してきたら、実践になってきますが、

代表的なところで踏み換え動作を使うもの
外足のみの片足ターン
うち足のみの片足ターンなどがあります。

先行動作の劣る人には、外スキーを前に踏み出していくなどの方法も有ります。

ここまで説明しても画像がない所で説明するのは、かなり難しいですね、(汗)


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バリエーション3 [スキー指導法]

平衡操作でのバリエーションには、

横滑り、山側への踏み上げ、
谷川への踏み下げ、山側のリフト、谷川のリフト、などがありますが、

これらは目的に応じ使えるので、

そのときに何を知って欲しいかを具体的に捉えなければなりません。

例えば踏み上げ踏み下げは、

外傾外向の感覚を伝えるためによく行いますが、
特に外向についての説明には有効です、

平行に開き出せないのには、理由があります.

シザーズ状()になってしまう人は、外向が足りないし、

テール(スキーの後ろ)が開いてしまう人は、

外向が多すぎるということになります。


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バリエーション2 [スキー指導法]

リフト初めての生徒の場合、トレーンで2,3本慣らしですね、

最初のコースの使い方が重要です、
斜面は、工夫する事で感覚を変えるものです、
出来るだけ恐怖感を持たせないように、

あらかじめコースの知識が必要ですね。
足慣らしが終わった所で、ステッアップと行きます。

ここからのバリエーションにはたくさんのものがありますが

プルークから導入した場合、プルーク系が良いかもしれません。

斜傾でプルーク、山開き山閉じ、谷開き谷閉じ、斜滑降、横滑り、平行操作で、山スキーの上げ下ろし

これらは、使う目的を工夫する事で、幅の広いバリエーションとなります


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バリエーション [スキー指導法]

初心者から行きます。

スキーの脱着の仕方、靴底の雪の取り方等を伝えたら、平地での歩行訓練から始まり、片足スキーで歩く、滑らせる、両足スキーで歩く、滑らせる、平行に横移動(斜面を登ることを想定して)、次に斜面に入ります。

 

自然に止まれる地形を利用すること、平行での直滑降(生徒の能力をよく見極めて距離を決めること)

 

平地でプルークスタンスの練習、斜面でプルーク、まずファーレン(真直ぐ)、これも能力に合わせながら距離を決めること。

 

たまに、先に距離を決めてしまう指導員がいますが、これは間違い、怖がらせてしまう恐れがあります。

 

10メートルくらいの距離が取れるようになったら、上下動を繰り返す、ジャンプを繰り返す、スタンスの幅を変化させる、直滑降から片足の開きだし(慣れたら交互に)、此処まで来ると、プルークボーゲンへの移行となります。

 

ここでずれる感覚を身に付けさせると、後が楽になります。

 

さてリフトに行きます、この時、リフトの乗り方、降り方の説明をしっかりとしておかなければなりません、リフトの椅子、つまり搬器はクリップでワイヤーに固定してあって、縦のゆれに弱いので、揺すってはいけないことなど、危険な要素を説明しておかなければなりません。


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同時操作 [スキー指導法]

これもまた、読んで字の如しで、両スキー同時に操作するということですが

スノーボードと違い両足が、別々に操作できるのでその辺が理解し辛いと思えます。

分かりやすいバリエーションとしては、横滑りがあります。

斜滑降から、自重を掛けて横滑りといった具合ですね、

プルークを使った方法もあります。この辺りでは、やはり平行操作で完成させる必要がありますのでプルークを使った場合は、斜行のプルークから引き寄せと言った具合です。

何故プルークから入るかの意味は、斜面でプルークのポジションを取ることで、基本的な斜滑降の確認になるからです。

勿論横滑りですから、外向の意味も説明しなければ成りません。

外交を強くする事で、スキーの落ちる方向が変わるということ、そして、曲げ動作で自重を掛ける要領なども、平行して指導する必要があります。

スキーの方向は状態の向いている方向で決まる(これって冷静に考えると結構当たり前、なんですよね)のです。

横滑りから反対方向への横滑りにつないで、止まらずに繰り返すと、少なからず、気付くと思います。

 


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交互操作 [スキー指導法]

交互操作とは、よんで字の如し、です。

左右の運動を交互に行うことで、歩く事、走ること、通常の基本的な動く要素ですが、スキーにおいても通常の感覚を用いる事で、より分かりやすく説明がつく問題が多くあります。

 

手と足の関係がそれであります、歩く時、左手を上げれば左足が後ろ、右手を上げれば右足が後ろといった具合に、手と足は、お互い反作用しています。

 

これが基本の動きですが、少し分かりづらい面もあり、左外足に対し次の動きは左ストックを付く事でタイミングを計っていますが、実は右手は、ターンの先導の要素を持ち、バランスを保つ役割があるのです。

 

文字だけで表現するのは中々難しいのですが、全体のイメージがとても大事で、部分的に理解する事のないようにするべきだと思います。

 

上級者への説明を行うとき、よく比率で説明する、指導員がいます。

例えば、外スキーを左外足とする場合、左足に10対0の割合で、とかですね、これも有効でしょう。

 

また内スキーをリフトして見て下さい、などといった表現を使います。これらは、回転外側のスキーに体重を掛けるという事の説明でありますが、ここにもっと上体の使い方のアドバイスが必要であるように思えます。

 

この交互操作で代表的なものに、SIAではウムシュタイク系、SAJではステップ系ですね。


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足圧 [スキー指導法]

エッジング、エッジを立てることは分かっていますよね


なんて説明しますか、スキー靴を内側に倒す、それとも、膝を打つ側に倒す、そんなところですか、最も効果的なエッジングは、足圧をエッジにダイレクトに伝える働きかけという事になります。

前述のような説明では説明不足といえます。

 

エッジを踏めれば、自然と膝はなかに倒れますし、同時にスキー靴も内側に倒れます、つまり、効果的にエッジングをすれば、靴も膝も中に倒れるという事です。

 

これは以前書いた、生理学の分野で運動をしたことで、骨格の形が出来るということになりますが、結果を先に説明して、運動の本質を説明していないという事になります。

 

スキー靴を脱いで、確認してみると、一目瞭然ですし、親指側にウエートをかけると、小指側が浮くはずです。

 

上級者は意識的に行っていることですが、

初心者、中級者にはその感覚が分かりません。

 

スキー靴は硬いものであるという所が盲点になり、倒せばエッジングになりと誤解しがちですが、スキー靴の中でも、べた足で踏む事もできるし、親指側にウエートを乗せる事ができる。

 

この二つは、似たような動きに思えますが、効果は違うものです。一度ご確認あれ


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