方法の選択 [知的障害者の指導]
特徴としては、理解力が劣り、集中力がないという印象です。
が、その見方は少し違うかもしれません。
一度その気になると、とにかく頑張り屋であることを付け加えておきます。
人に対してはデリケートであると思えます。
言葉は理解しても反応に時間がかかると理解するべきでしょう。
精神的なものが動きに敏感で、
特に一度怖いと思うと、素直に身体が脱力してしまうように反応します。
その辺は健常者も同じですが、顕著にでます。
脚部に力が入らず、手は後ろに引けます、
そうなると立つということは出来なくなる。
最低、励ます道具が必要になるわけです。
つまり言葉ですね。
生徒の状況把握が終われば、
どういう方法で指導に当るかの選択が必要になります。
①スキーを履かせ、スキーを履いている意識を持たせないで上達させる内容を組み立てる。
かなりのバリエーションを持つ必要があります。
②通常以上のフィードバック攻勢をかける。
本人の相当の精神力が要ると思えます、体力的にもかなり疲れを伴います。
③道具を使う。
どの方法を使っても、言葉のキャッチボールを忘れてはいけないと思います。
ことに、反応を得るように会話をする必要があります。
指導者の教科書みたい!!
頭が下がります。
by (2007-09-12 21:31)