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踏み込む [スキー指導法]

技術指導とメンタルトレーニングは常に併用されるべきです

指導員としてはこの辺が重要な所ですが、生徒がここでスキーをやめるのか、続けるのかに関わっている事を意識することが必要なのです、やりたくないなんて事になれば死活問題ですので(笑)

さて、縦の動きがあれば、横の動きがあります。
横の動きには、エッジング、回転に変化していく動きに通じるものですが、まずエッジング
この感覚は既にプルークのスタンスを取る段階と、傾斜を上る時に使う階段歩行等の歩行練習の段階で触れておくと、生徒さんも理解しやすいと思います。

スキー靴を倒すことでエッジを立てると、教えるのではなくエッジを踏み込むことでエッジングをする。
同じように思えますが実は全く違うのです。ここをしっかり理解してもらえれば高度な技術も習得が早くなりますし、理解も出来るようになります。いかに初歩の段階で何気なくこなしている練習の中に次のステップへの要素を注ぎ込んでいるかは、指導員のレベルの差と言えます。

指導員として絶対に使ってはいけない言葉に、「こんな事もできないのか」と言ったような言葉があります。自信を持たせるはずの指導員が、自信喪失をさせるのは、本末転倒で、それでも続けて講習できるのは、生徒さんの性格が良いと言うだけで、指導力があると言う事では決してありません、そう思うとすれば単なる自惚れですから間違えないように。

次の課題は、きっと斜面選択と言う事になると思いますが、これは中々難しいですね。
二つのことを考えなければなりません
一つ目、対象になる生徒さんの安心して練習できる斜面
二つ目は、そのレベルよりも少し上の練習へつなげる斜面
明日はこの辺りに触れたいと思います。


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500円

指導する立場の方のお話
いろいろと興味深いです。

サッカー、駅伝で毎日汗を流している子供がいます。
トレーニングはもちろん、
水分の補給の仕方、時間の管理にいたるまで
科学的専門的に指導してくれる方に恵まれ励んでいます。
私がスポーツに打ち込んでいた時代は
ただただ根性根性、忍耐努力でしたが
(もちろんそれも大事ですけど)
中学スポーツでさえこうなのかと
びっくりするやら感心するやらです。

教える方の意識の高さと努力と忍耐力に
感謝している毎日です。
by 500円 (2007-07-23 13:46) 

page47

初nice!どうも有り難う御座います。
また、来てくださいねw
by page47 (2007-07-23 15:24) 

ガンバルおやじ

お立ち寄りいただき、niceありがとうございました。
スキーは物心つく前からやっていて、自己流でしたので技術論に少し疎いのでとても参考になりました。
by ガンバルおやじ (2007-07-23 22:00) 

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